平成三十年 四国八十八ヶ所巡礼 一日目

4月1日から14日まで、四国八十八ヶ所と高野山を巡礼です。
この度は檀家さんや信徒さん16名の参加となりました。
皆様の人生とって大切な時間となります事、お大師様のご加護があります四国巡礼の旅となりますように。
今回は名鉄観光さん、琴さんバスにお世話になります。

一日目
北海道を女満別9時半頃で出航いたしまして、東京乗り継ぎ高松へ13時半頃到着です。
お昼は機内でお弁当をたべました。
乗り継ぎがスムーズで良かったです。

高松空港、うどんののれんで荷物を受け取り、琴さんバスに迎えに来て頂き、遍路姿に衣替え、1番から3番札所までお参りへ出発です。

今年は例年になく桜の開花が早かったので、散っていると思い残念に思っておりましたが、、まだ待っていてくれていました。 ものすごく綺麗です。
また天気も気持ち良い、最高のご縁でのお参りです。

1番 霊山寺

五来重さんの四国遍路の寺によると、このお寺は現在は街にありますが、大麻山にあったのではないかと書かれております。大麻山の大麻比古神社に求聞持堂があり、そこが霊山寺の奥の院となっていたのではないかとの説です。

山岳信仰における釈迦如来が本尊は、出山の釈迦、苦行の釈迦であり、
苦行から瞑想によって悟りを得られた釈尊を象徴しているといいます。

山岳信仰も行道(行動的修行)と禅定(静的修行)とを合わせて完成させるからです。
なんにせよ「霊山の釈迦の御前に巡りきて 万の罪も消え失せにけり」とあるように、
我々が罪を滅し、「ああなにか心が安心するなーといった、この修業で、皆様それぞれが心にお釈迦様のような安らかな気持ちになることができたならと思います!

また、大窪寺の八十八番結願から再度霊山寺までもどり、1番に帰ってくることが結願となる時代もあったようです。巡礼、巡ると書きますが、一周したらまた同じところに戻ってくる、また新しいスタートです。

そんな四国八十八ヶ所巡礼スタートです!
皆さんまだなれずに、様子を伺いながらのお参りです!

2番 極楽寺
阿弥陀さんのお寺です。
本堂が少し小高いところになっておりまして、「長命の杉」という大木がございます。
綱がございまして、その霊力を頂くことができます。
桜が本当に綺麗で、またシャクナゲも咲きかけていて不思議なご縁のなかでのお参りです。

南無阿弥陀仏

3番 金泉寺
時間が押していたのですが、金泉寺様に4時半過ぎにお参り致しました。
このお寺は中世には学問の寺として栄えたといわれます。経処坊というところで、議論が行われていたようです。
釈尊に帰る、学ぶそんなお寺であるから釈迦如来であると五来さんは述べられております。
また、弘法大師がわかした井戸があり、地蔵堂の中にその井戸があります。

高野山の姿見の井戸と似たかんじで、姿が映れば長寿であるといいます。
他には弁慶の力石という石があり、弁慶が持ち上げたという石があります。

椿が綺麗なお寺でした。 花三昧でありがたい。


一日目のお参りはここでおわりです!

6番札所 安楽寺さんにて宿泊です。
安楽寺さんは大変綺麗な宿坊でありました、ご飯も美味しかったです。
またはじめて、そばの実の汁を食べました、何を食べているかわからなく、聞いてみますと、そばの実ということで、こういった食べ方があるのをはじめて知りました!

またここでは、夕方のお参りに参加させて頂き、本堂並びに諸尊を拝ませて頂きました。
大変凝った諸堂の作りとなっており、また佛像も松本明慶大仏師の作となっております。
是非皆様も宿泊頂き、一度は拝んで頂きたく思います。

一日目終了です!

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