四国八十八ヶ所 二日目

二日目は宿泊した、安楽寺さんを7時にお参りして、出発です。
この日の予定は、11ヶ寺、1番から10番までは10里10ヶ寺といい、一日で廻ることが多いようです。

6番安楽寺
本当に素晴らしい宿坊であります。
朝ごはんも、お遍路さんのために早く出してくれます。
もともとは、駅路寺、治安取締のためにつくられた、奉行等が巡回するために造られたようだと五来重さんの書かれた本に書かれており、その時の名は瑞運寺となっていたようです。

朝の清々しい空気の中のお勤めとなりました。

4番 大日寺
山の中にある幽邃なお寺です。 桜が綺麗でした。
大日如来が本尊であります。 大日如来はすべてのいのちそのものであり、かんたんに言えば、私達は波のようなものであり、縁が生じて海から波という形があるように、私達も大きないのちから縁があって私達の形となりいまの自分があります。

波の本質は水であるように、私達の本質は大日如来であります。
阿弥陀如来も観音さんも、星座も私達もみんな大日如来です。

お大師様の教えは排他的ではありません、その人それぞれの命をみとめ、幸せを願います。

五来重さんは、地蔵寺の奥の院が大日寺でないかと推測されておりましたが、現在では地蔵寺の奥の院は羅漢さんがまつられているお堂となっております。
拝観200円となっております、一日目に三番までお参りできたので、時間があるので、羅漢さんも拝ませて頂きました。
五百羅漢といわれますが、現在では200ほどだそうです。
もともとはお釈迦様のお弟子であり、悟りを得た人でもあります。

しかし、そのお顔をみていると、亡くなった人の面影に似ている等、先祖供養に変わっていっているようです。

たくさんの羅漢さんをはじめ、弥勒菩薩、釈迦如来、お大師様、ありがたい仏様がおられます。
お参りできてよかったです。

5番 地蔵寺
ここの本尊様は将軍地蔵といい、武装して馬に乗ったお姿をしております。慈悲だけでなく、悪を払ってくれるお地蔵様です。
京都の愛宕山にもあるようですが、大変珍しいお地蔵様です。

お地蔵様はどこの世界(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天)にいっても、代わりに苦しみを受けてくださるという請願をたてられ私達を慈悲の心で救ってくださる菩薩様です。

7番 十楽寺
阿弥陀様のお寺です。 四国には10ヶ所阿弥陀様が御本尊のお寺があります。薬師如来は23ヶ所です。
これは四国遍路が来世よりも現世に利益を求める方が多いからだと考えられます。
十楽は浄土教が入りますと、往生要集の中で極楽には十の楽しみがあると説かれており、その十楽から来ているようです。

往生と成仏は違います。 往生は極楽世界の中で、阿弥陀のちからのもと成仏に向かって修行するのです。

8番 熊谷寺
本尊は千手観音様です。 千手観音さんは非常に多く、海や湖に関係があるところに見られるようです。
船の帆に似ている事が関係があるのではないかと、五来さんは根拠はありませんが推測しているようです。

子供はたくさんの手をかけて育てます。千手観音様もたくさんの手をもって私達を救おうとするお姿であります。

この日は段々気温があがり、24度位まで、、、
皆さん疲れてきました。。

9番法輪寺
仏教では説法をすることを法輪を転ずるといいます。
仏法を広めることを輪を転がすことに例えてるのです。

転法輪を最初に行なったのはもちろんお釈迦様であり、ここの御本尊様は釈迦涅槃像であります。

涅槃像の本尊は大変珍しいものです。

10番切幡寺
縁起は弘仁4年(813年)、この地で修行中の弘法大師が、当山の麓で機(はた)を織る妙齢の乙女に、旅の衣を繕う布を所望したところ、乙女は織りかけの布の一番良い部分を惜しげもなく切り取って差し出した。

大師はこの行為に感動して、お礼に「何か望みはないか」と聞くと、「両親が薬子の乱に関係して島流しになった。その時身籠もっていた母親は、男の子が産まれたら、その子も科を受ける、どうか女の子が産まれますようにと観音さまに祈願し、産まれたのが自分である。今は亡き父母に代わり観音さまを作ってお祀りし、この身を仏門に投じて報いたい」と。

大師はいたく心うたれ、千手観音の尊像を刻んで、乙女を得度させ、秘密灌頂を授けたところ、乙女はたちまち即身成仏し、その身から七色の光明を放って千手観音の姿に変わった。

とされていますが、五来さんの説では、もともとは水神の信仰があり、弊を上げていたと考えています。お稲荷さんにも弊をあげますが、もともとは紙ではなく麻であり。それが麻布となり布となっていった。
なぜ水神なのか、海が見えるからです。
つまり幡とは弊の事であると言われており、神様にささげられていたものです。たくさんの信仰が重なり合ったお寺、素晴らしいです。

段々暑くなり、お参りも日陰さがしながらのお勤めです。
ここの石段は300段程あり、タクシーをつかっての登山となりました。

お昼はうどんを頂きました!!

11番藤井寺
四国最古の薬師如来様です。
御詠歌は「色も香も無比中道の藤井寺 真如の波の立たぬ日もなし」
無比中道とは無非中道であり、華厳経にある「一色一香無非中道」という文句から来ているとされています。(五来重)

中道とはいいとかわるいとか、あるとかないとか、対立の概念を離れてしまう、丁度良いところをいく、そういった苦しみがない覚りの境涯です。

16番観音寺
千手観音様が本尊です。
民家を少し歩いてのお参りです。
隣に八幡宮があり神仏習合の名残があります。

14番常楽寺
本尊はここにしかない弥勒菩薩です。
常楽我浄、永遠に変わること無い楽しみです。
またイチイ アララギの木があり風情のあるお寺です。
奥の院も一見の価値があるとのことですが、またの機会に。

15番国分寺
常楽寺から徒歩で向かいます。 歩き遍路ですね!
近いですが、少し暑いくらいで皆さんの体力が削られていきますが、今日は後少しで打ち止めです。
多くの国分寺は釈迦如来が本尊とされていますが、ここは薬師如来です。
あちこちに国分寺はありますが、天平9年(737)の詔で諸国に建立されました。衰退した次期もあったようです。
改修中でありました。

17番井戸寺

本尊は大変珍しい七仏薬師であります。
七体の薬師さんは圧巻でした。
他にも井戸のあるお大師様、十一面観音様 どれも本尊様といわれる縁起がたくさんある不思議なお寺です。
堂内は物品販売しておりましたが、中でお参りさせて頂き、ありがたいお参りとなりました。

今日はここで打ち止めです。
ホテルに帰ってきてゆっくりです。 
ホテルサンシャイン徳島ご飯も美味しかった。

夜は数名で、阿波おどり会館へ行きました。
写真わすれましたが、住職入賞しました手ぬぐいゲットです。
はりきりすぎて足が張ってます。。。

二日目まだ慣れずに、11ヶ所お疲れ様でした。
天気がよくて桜も綺麗で、ありがたい。 南無大師遍照金剛

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