春彼岸会 弘法大師正御影供 

3月21日 10時より 彼岸会並びに弘法大師正御影供の法会を執行致しました。
まだ少し寒さは残りますが、良い天気に恵まれた中でもお参りとなりました。

これからだんだんと暖かくなり、花や、畑に取り掛かる人も多くあるでしょう。
北海道の冬は長く、大変でありますが、春を待つ喜びは他の地方よりも多いのではないでしょうか。

この間御詠歌の人たちが昔話をされており、今の農業は機械化がすすんで、収穫にはたくさんのハネ品や、機械で取れない部分は畑にそのままにされています。
効率よくコスト削減でありますが、昔の人はもったいなくて見ていられないと言っていたといいます。

ある方は麦一房落ちているだけでも、「黄金が落ちている!」と嫌味というか怒られるというか、言われたそうです。
それだけ物を大切に、手間をかけて育てていたのでしょう。

機械化は機械化で様々な苦労もあるでしょう。

それぞれの時代時代で様々な苦労があると思いますが、その方たちの努力のお陰様で私達はこうしてここにあります。
亡き人に思いを馳せ、懐かしみ、感謝し、私達も誰かのために前を向いて生きたいと思います。

因果必然の道理を信じ自他のいのちを生かすべし(三信条) 南無大師遍照金剛

お手伝いの皆様本当にありがとうございます。 
今年も無事に法会が執行できました。    

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