四国八十八ヶ所 3日目

今日は7時20分にホテルを出発です。
バスの中で朝勤行を勤め、巡礼です。

13番 大日寺
ここは大日寺とつきますが、十一面観音様が本尊のお寺です。
正面に一宮があり、神仏習合の様子がのこっております。 もともとは一宮の別当寺としての役割があり、
一宮をお寺がお参りして管理していたようです。
その頃は大日如来が本尊であったようですが、一宮の本地仏が十一面観音様であり、廃仏毀釈のときに十一面観音様を大日寺に移し本尊としたようです。
はっさくのお接待を頂きました。 ありがとうございます!

次に焼山寺に向かう途中、神山の桜が満開でとても綺麗でした。
良きご縁ありがとうございます。

12番 焼山寺
遍路ころがしといわれる程、きつい山の上にあるお寺です。
私達はマイクロバスに乗り換えての登山です。

焼山の縁起はお大師様の伝説に由来しますのが、ここでは五来さんの説が興味ありましたので、紹介させていただくと。
海洋信仰、海の神に捧げるために、火を焚いていた山であったとしています。奥の院、頂上までいくと海が見えるそうであります。
その海に向かって、火を捧げる、そんな信仰が古くはあったのだと考えられています。 それが昔の灯台代わりとなり、船の道標となったとも書かれております。 東は犬鳴山七宝瀧寺もそうであったと書かれています。

また行場もあり、山上の霊気が満ち溢れ、お大師様が修行されたところだということも納得がいく、趣がある山中の気持ち良いお寺です。

ここの麓の方に衛門三郎のお墓があります。
お墓もお参りさせて頂きました。
そして、早めの昼食となり、うどんを頂きました。
本当に美味しかった。 前回もお世話になりました。
ごちそうさまでした。

18番 恩山寺
お大師様のお母様、玉依御前を祀るお堂が大師堂の隣にあります。
父母の恩、恩とは因の心と書きます。 もとになった心を知る、いまの自分がいるのはたくさんのお陰でここにいます。

四国遍路には位牌や写真をもって巡礼する人も多くあります。
霊山寺の御詠歌でもいわれるとおり、よろずの罪も消える、「滅罪」の修行路であります。衛門三郎やこれから行く立江寺のお京さんの物語、なにか間違いをして罪を犯し、ひたすらその罪をつぐなって仏様がゆるしてくれる物語、滅罪の路なのです。

ですから先祖供養もする札所が多くある、位牌をもって亡くなった人の罪が少しでも消えて良いところに行きますよう願う、信仰の路なのです。

19番立江寺
子安地蔵で有名なお寺です。人家の真ん中にあり、立派な多宝塔がございます。奥の院は現在地から西400m程の奥谷あり、山の上からは海が見えるようです。

帰りに近くの商店で、果物がありました。
美味しかった。 いちごひとパック100円でした。
幸運だったのかな!  ごちそうさまでした。

20番鶴林寺
ここも焼山寺と同じく山頂の趣があるお寺です。
お地蔵様が御本尊です。

このブログでは五来さん説が個人的に面白いので紹介させていただくと、鶴林とはお釈迦様が入滅されたクシナガラのことであり、山号も霊鷲山とあるように、お釈迦様が説法された場所でありますことから、もともとはお釈迦様と関係のある寺院ではないかと推測されておりました。

21番 太龍寺
お大師様が求聞持法を修法された太龍寺です。
ロープウェイで本堂まで向かいます。
ロープウェイの途中には、お大師様の修法されている銅像等があります。

ここも山の上で霊気あふれる素晴らしいお寺です。
ロープウェイの都合上30分しかお参りする時間がなく、最後はダッシュでした、虚空蔵の瞑想修行ではありませんが、皆様ダッシュお疲れ様でした。
そろそろ足にくる頃です、頑張って巡礼していきましょう。

22番 平等寺
平地にある落ち着いた雰囲気のお寺でした。
本日最後のお参りです。
太龍寺のロープウェイで帰りが一緒になったので、たくさんの方のお参りgの中一緒に、勤めました。

今日はここで終わりです。
本当にお疲れ様でした。

追伸、本日はホテルで阿波おどりがあり、参加したところまた賞いただけました!

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