5月10日 朝の雨が心配されましたが、福王寺お山開き、並びに福徳の神 毘沙門天の大祭を執行致しました。
このお山開きは福王寺境内にある八十八ヶ所霊場を参拝し、罪を滅し、善を増す修行を致します。
亡き人のため、家族のため、自身のため、それぞれの思いで、一つ一つの石仏に手を合わせ歩いてお参りいたします。
今年は桜が早く、花も散ってしまいましたが、雨はあがり気持よくお参りすることが叶いました。
その後、お昼をはさみ、「毘沙門天の大祭」を執行致しました。
毘沙門様は七福神の一人としても有名で、仏教では仏法を守護する存在でもあります。
その福徳のお力は強く、日本での進行も古いものがございます。
その昔津別町でも飢饉があり、大変苦しい思いをされた事があったそうです。
その事から有志の方々が福王寺に毘沙門天を勧請され豊作を願ったと聞いております。
五穀豊穣、商売繁盛、子孫繁栄、そしてご先祖様が福徳であるよう、毘沙門様を称えるお祈りであります。
この日は前の日に、お手伝いの方々が奉仕にて餅つきを手伝って頂きました。そのお餅を毘沙門様にお供えして、最後には福徳の餅まきを致しました。
餅の中に入っている、五円玉は毘沙門様の福徳のおすそ分けです。 財布にいれてお持ち下さい。
どうぞ檀信徒問わず、山を歩き心を清め、毘沙門様の福徳に預かるお参りにご参加下さい。 オン ベイシラマンダヤ ソワカ