春彼岸会 弘法大師正御影供 

3月21日 10時より 彼岸会並びに弘法大師正御影供の法会を執行致しました。
まだ少し寒さは残りますが、良い天気に恵まれた中でもお参りとなりました。

これからだんだんと暖かくなり、花や、畑に取り掛かる人も多くあるでしょう。
北海道の冬は長く、大変でありますが、春を待つ喜びは他の地方よりも多いのではないでしょうか。

この間御詠歌の人たちが昔話をされており、今の農業は機械化がすすんで、収穫にはたくさんのハネ品や、機械で取れない部分は畑にそのままにされています。
効率よくコスト削減でありますが、昔の人はもったいなくて見ていられないと言っていたといいます。

ある方は麦一房落ちているだけでも、「黄金が落ちている!」と嫌味というか怒られるというか、言われたそうです。
それだけ物を大切に、手間をかけて育てていたのでしょう。

機械化は機械化で様々な苦労もあるでしょう。

それぞれの時代時代で様々な苦労があると思いますが、その方たちの努力のお陰様で私達はこうしてここにあります。
亡き人に思いを馳せ、懐かしみ、感謝し、私達も誰かのために前を向いて生きたいと思います。

因果必然の道理を信じ自他のいのちを生かすべし(三信条) 南無大師遍照金剛

お手伝いの皆様本当にありがとうございます。 
今年も無事に法会が執行できました。    

平成30年 春彼岸

平成30年 3月18日 お彼岸入に際しまして北見別院でお彼岸のお参りと正御影供のお参りを執行致しました。
毎年彼岸入りにお参りさせて頂きますので、津別へ来られない方、近隣の方お気軽にお参り下さい。

津別の永代供養の除雪も終わり、お墓もお参りできるようになりました、津別は21日10時よりお参り致します。

暑さ寒さも彼岸まで、だんだん暖かい日々となってまいりました。

お彼岸は彼の岸、向こう岸(幸せな世界)へ行くための修行期間でもありますので、
お寺にきて、亡き人へ思いを寄せ、幸せを祈り、感謝の心を養い、忙しい日々に一息つきましょう。

南無大師遍照金剛