四国八十八ヶ所 五日目

4月5日 四国八十八ヶ所 5日目の巡礼です。
いつものように、7時20分 安芸よさこい温泉を出発です。
先日は階段が連続であり、皆さんの足もおつかれのようでしたが、今日は車で廻るには比較的に平坦なお寺で助かりました。

29番国分寺

土佐の国分寺です。 国分寺は奈良時代、国の補助を受けていたときには、1町四方や2町四方の大きな建物であったようです。
しかし、現在そういった形でのこっている国分寺はないようです。
そういった大きなお寺だったようなので、たくさんの塔頭寺院等があったと推測されます。
ここには平安時代の薬師如来がありますが、本尊は十一面観音です。
そんな経緯で塔頭寺院の本尊様がそのまま、本尊さんとなったのかもしれません。
枝垂れ桜が綺麗なお寺でしたが、もう葉桜となっておりました。
前回お参りさせて頂いたときには、この寺院の桜の前で写真を撮った記憶があります。
檜皮葺の綺麗なお寺です。

30番善楽寺
ここの札所は二つあります。
もともとは、一宮の百々山神宮寺です。 廃仏毀釈の後神仏分離致しました。
神宮寺は廃寺となり、安楽寺に本尊の阿弥陀如来様が移されました。
また後に神宮寺は再興されませんでしたが、神宮寺の観音院が、昭和4年善楽寺として再興されました。
ですから場所は善楽寺、本尊は安楽寺と二つの札所ができたようです。
現在は安楽寺さんの本尊を善楽寺さんに遷座して一箇所でお参りできるようになったようです。
同行の方が重なり、賑やかなお参りとなりました。

31番竹林寺
行基菩薩開基の文殊菩薩が本尊のお寺です。
「坊さんかんざし買うをみた」という歌で有名ですが、歴史が古くお大師様もご修行されていた山であります。

32番禅師峰寺
船魂観音とも呼ばれ、海の祈願をされるお寺であります。
ここもお大師様がご修行されている霊場です。

お昼ご飯です。 サンゴさんで、エビの雑炊を頂きました。
皆様好評でしたよ!

33番 雪蹊寺
雪蹊は雪みちを人が歩いた跡という意味です。
長宗我部元親の雪蹊恕三という法名を、没後に寺の名前とされました。
重要文化財が多いお寺です。

34番 種間寺

北海道の八十八ヶ所の34番は福王寺です。
 北海道八十八ヶ所の御本尊様は四国の御本尊様を模倣して、作成されました。
同じ御本尊がいると思うと親近感がわきます。
安産祈願のお寺であり、底の抜けた柄杓がを納める風習があります。

35番 清滝寺
ここも歩いて登ると難所です。
2時間位は登るそうです、私達はジャンボタクシーに乗り換えてお参りです。
高丘親王(真如親王)のご縁があるお寺でもあります。
厄除け薬師で、福王寺の北見別院にも北海道の八十八ヶ所第35番札所本尊としてお祭りしております。

何人かはお薬師様の下の胎内めぐりにチャレンジです!

36番青龍寺

お大師様のお師匠様 恵果和尚のいた長安の青龍寺から名前が取られています。お大師様が投じられた独鈷がこの山にあったという伝説の地です。
山門まで、旅館のかたに送迎して頂き登山です。

ここで今日は 早めの打ち止めです。
三陽荘さんへ宿泊です。  南無大師遍照金剛

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