春彼岸、弘法大師正御影供

 3月20日午前10時より 春の彼岸会、並びに弘法大師 正御影供の法会を執行致しました。

毎年恒例の行事であります。彼岸は日本独自の文化ですが、お盆や彼岸はお参りに行くといった事が日本の文化にあると思います。

何故、お参りに行くのでしょうか、法事でもそうだと思いますが、私たちは普段自分の生活に追われ「仕事をしなければならない」、「休みの日はこう過ごしたい」、「子供をこう育てたい」、~したい、~ほしい といった生活に追われて生きています。

私たちが存在する限り、きっとそれは続くでしょう。

しかし、今私たちがここにいるのは、たくさんの人たちのお陰で(ご縁)で今ここにこうしてあるのだと思います。

彼岸やお盆や法事、手を合わせるということは、そうしたご縁に心を向け、感謝の心を育み、先祖であり、家族であり、社会であり、他のいのちの幸せを祈る時間であります。

そうした時間は、私たちが生きていく上で、大切な時間となる事と思います。
たくさんの人たちが、それぞれの思いで、幸せを祈る時間を作っていただければありがたい限りです。

仏壇が無い人も、若い人も、是非お寺に来て手をあわせませんか?

 またお彼岸にあたり、たくさんのお手伝いありがとうございました。 今年もこうしてお参りできたこと本当に嬉しく思います。

皆様にお大師様のご加護がありますよう。 南無大師遍照金剛

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