あいにくの雨ではありましたが、今年も秋の彼岸執行いたしました。
皆様のお陰で無事務めることができました。
近年では効率化の影響で、昔ながらの行事がおろそかになりがちではないでしょうか?
しかし儀式や行事をすることにより、私達の心もついてくる。
たとえばお正月に何もしないで、お正月を迎えるのと
お掃除をしてお正月飾りをしてお正月を迎えるのと、
どちらが心に残り、新たな気持になるでしょうか?
何気ない行いに、私達の生きる濃度が濃くなるようなものが行事であり、儀式であるとも思います。
お彼岸だから、改めて死者と向かい合う、自身と向かい合う、 そんな時間を共有できる場所でありたいです。
南無阿弥陀仏 南無大師遍照金剛