弘法大師 修復

100周年の大日如来制作に際して、簡易的な弘法大師の修復を行いました。

剥離がすすみそうなところは剥離止めしてもらい。
目立ったところを古色で仕上げてもらいました。

仏師さんいわく、100年近く状態としては大丈夫だろうということです。

これからもしっかりと拝んで行きたいと思います。  ありがとうございました。

春彼岸会 並びに弘法大師正御影供法会 令和7年度

今年も無事春のお彼岸と正御影供法会を実施することができました。

17日は生憎の吹雪でしたがなんとか執行。
20日も皆様のお手伝いお参りのお陰で、お参りすることができました。

婦人部の方々には前日からお手伝い頂き、お弁当を作ってもらいました。
また差し入れなどありがとうございます。

当日も総代さんやお手伝いの方が来られ、お寺の行事を行えたこと本当に有り難く思います。

毎年の事ですが、こうしてきちんと続けてお参りできることは本当にすごいことだと思います。皆様の心があってこそで、これが脈々と続いていいっているのは有り難いなと。

100周年事業で弘法大師様も無事にもどってきました。
これからも手を合わせていきたい所存です。

南無大師遍照金剛

令和6年 納め大師

12月21日 10時より納め大師のお参りを勤修しました。
今年はお参りのあとに蓮ワークを開催しました。
講師は美幌町の本間早苗さんです。

蓮ワーク終了後、ご飯を食べて本堂の大掃除。
この日は内陣も手伝ってもらいました。

いつも一日かけて掃除していましたが、みなさんが手伝ってくれると2時間くらいで終えて本当に助かりました。
掃除をしたあとの本堂は一際輝いています。
気持ちよく新年を迎えられそうです。

1月1日は0時からのお参りとなります。
お時間あえばお参りください。 お寺は通常通り開けておりますので、ご本尊様、先祖様へご挨拶に来てくれたら嬉しいです。

それでは、良いお年を。

報讃会 法会

今年も無事に報讃会の法会を執行することが出来ました。
北竜町から水原隆応僧正を迎え、理趣三昧という密教の最大の法会をお供えすることができました。
一年の感謝を込め、弘法大師の恩徳をたたえ、先祖や皆さんの福徳を願いました。

総代や婦人部と台所のかたが力を合わせて、無事に終えることが出来ました。
本当に感謝です。

亡き母も安心しているのではないでしょうか。

石を寄付されたかたもおり、境内の整備も順調に進んでおります。
過疎でも元気なお寺であるように精進していきたいです。 合掌

秋彼岸会

9/19日 9/22日 秋のお彼岸参りを執行しました。
母が不在で初めての行事でしたが、皆さんのお手伝いで滞りなくお参りすることができました。またたくさんのお参り頂き、良い行事となりました。

次の日は母の49日でありまして、妹たちも手伝いにかけつけ、なんだがお盆もお彼岸も母が段取りしてくれたように感じます。

向こう側からも暖かく見守ってくれていると思わずにいられません。

皆さんの大切な方に心寄せる時期、季節の変わり目に改めて感謝する時間を持つことは素晴らしいですね。きっと亡き人もみてくれていると思います。

段々と秋めいて参りましたお体お気をつけて、今ある命を精一杯生きていきましょう。 合掌

お寺で音楽会 2回目

お寺で音楽会を9月15日に、今年も肝付黎さんに来て頂きバイオリン演奏をしてもらいました。御詠歌のオープニングの奉詠もありました!


やはりとても素晴らしい空間となって、ゆっくりとした時間が流れていきました。

空海は五感で感じるものすべてがコトバだといいます。
音もしかり、形もしかり、動きもしかり、すべてのコトバが響き合って一つの世界を作り上げている。そんな空間となっていたように思います。
また機会があれば場所を提供していきたいと思いますので、良ければぜひご参加ください。

福王寺100周年事業 本尊へ蚤入れ

お盆期間中の8月に、本尊様となられる仏身に皆さんで蚤をいれてもらいました。
1000人近い方が、思いを込めて本尊様に蚤を入れられました。

たくさんの方が手をかけた本尊様、皆様の祈りが1000年先も残って行けたら良いなと思います。人は幸せを求めるものです。色んな間違いがあっても、次の世代もまた幸せであるよう祈られて私達はここに生きています。

この本尊様も感謝と祈りを込めて100年の記念事業に造立される仏です。この地の人をはじめ、ご縁のあるかたが、未来永劫幸せであるよう照らすことのできる仏様となることができたら私達も幸せだなと思います。

令和9年完成予定です! お楽しみに!

令和6年 盂蘭盆会

8月15日 北見別院 8月16日 津別福王寺にて「盂蘭盆会」のお参りを執行しました。

今年もご先祖様に思いを馳せ供養させて頂きました。
たくさんの方がお参りにこられ、人との繋がりを大切にしている様をみると心が温まります。

お盆はそんな素晴らしい時間となってほしいと思います。

今年は北見別院ではバイオリン演奏、また津別福王寺ではお琴と尺八の演奏をして頂きました。奉納演奏ということで、亡き人たちも喜んでもらえると嬉しいです。

 お寺まで来るのが気が引けるという方もおられるようですが、ぜひ皆さんのお寺ですのでお気軽にお越しください。

福王寺内室 福井眞知子 逝去

 令和6年8月6日、母がとうとう逝ってしまいました。
7月末からご飯を食べられなくなり、段々と力を落としていきました。
妹たちも駆けつけて、在宅看護を選択し、介護すること約一週間、孫たちに囲まれながらの最後でした。
 朦朧としている中でも、孫たちに気を配り、最後は「幸せだと」言って亡くなって行きました。最後まで母らしく人を励ます存在でした。檀家さんも心配してくれて駆けつけてくれましたが、相手するのは疲れてしまうからとお断りしたことすみませんでした。

 葬儀も檀家さんたちの手によって送られ、本人が生前「みんな葬儀を小さくするけど、最後くらいは派手に送って欲しい」との言葉通り、きちんと送れたのではないかと思います。本当にたくさんの人に見守られ旅立っていかれました。
 皆さんのおかげです、本当にありがとうございます。

母は本当にお寺が好きで、一生懸命に皆のために頑張りました、毎日の仏さんへのご飯のお供えは欠かしたことがないですし、自分よりもお客さんを優先に、また境内もいつもお参りしやすいように努力され、それが当たり前のように行動していました。

お寺に来ては、母の顔をみると元気が出る、母に会いに来たといった具合で、言いたいことをズバズバ言う割には慕われる不思議な人徳の持ち主でした。
それもひとえに、人を思う力が卓越していたからかもしれません。
 
父の真面目の性格もあり、お寺は発展しました、庭の整備や庫裡の建築、本堂の建築、北見別院の建立、数え上げれば一代でなしえた事業は素晴らしいものがあります。
母がいなくなったお寺は寂しくなりますが、母の分までお寺がより良いものになるようみなさんと共に頑張って行きたいと思います。

ぜひお気軽にお寺にお参りに、散歩に、遊びに来て下さい。
母はいませんが、きっとお寺にいて皆さんを見守ってくれていると思います。 
心よりの感謝を込めて、冥福を祈ります。  合掌