8月13日 永代供養墓をお参りいたしました。
8月15日 北見別院にてお参りいたしました。
8月16日 津別福王寺にてお参りいたしました。
今年は本当に暑い夏でした、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。
なんとか棚経も務めさせて頂き、上記のお参りも皆様のお力で滞りなくお参りさせていただくことができました。 感謝です。
上の本の中で約1000万人の人が独居であるということを書かれておりました、10人に一人の割合です。
こうした現代の実情は大変寂しい世界でもあります。一昔まえの団地など、醤油を貸し借りしたり、引っ越しを皆で手伝ったり、隣にまで怒り声がきこえてきたり、煩わしい事もいっぱいあったでしょうが、孤独を避けられる空間です。
今は便利で一人で住めるようになり、人の手も借りない事が当たり前となり、子育ても隣の力など関係なく育てなければならない、子供に対して怒って殺めてしまう間違いもある、便利で心地の良い暮らしのぶん、プライバシーの空間が出来すぎて孤立しやすい社会にもあるのだと思います。
お釈迦様はつながりを大切になされました、「縁」という考えを大切にしています。お盆に限らずお参りをするということはこうした「縁」を感じるきっかけになっていきます。「おじいちゃんこういう人だったよね」、「お母さんにお世話になったな」、思い出すことは大変大きな供養です、心が和み感謝の気持ちが生まれて、恩を返そうとする報恩の心が生まれます。
今こうした社会に生きているからこそ、私達が家族の中でも「お盆だから一緒におまいりしよう」、「法事帰ってきて一緒におまいりしよう」等、家族のつながりを大切に、親族のつながりをたいせつに、
迷惑をかけるからという言葉が多いですが、人が喜ぶ行いをすることは迷惑をかけあいながらするべきことだとも思います。
親戚づきあいも大変で一手間かかります。 なんでも繋がりには手がかかります。 しかしその手を掛け合っていくことが孤立した社会を繋がりのある良い社会に変えていく事になっていくのではないかと思います。
皆さんで手を合わせて心通わせる時間を作りましょう。 南無過去精霊