秋彼岸会

令和元年9月23日10時津別福王寺、9月20日13時半北見別院にて、秋の彼岸会のお参りを執行しました。

彼岸は日本にしかない行事です、日本は季節が豊かで一年を通して様々な行事が設けられています。

暑さ寒さも彼岸まで、「おはぎ」等季節の名前をつけた食べ物。
日本人はそういった季節を味わいながら、生活していました。

現在は、クーラーやストーブで温度変化を昔よりは感じずに過ごしてしまったり、季節の花や、月を見ることも少なくなったのではないでしょうか。

彼岸は昼と夜の長さが一緒で、太陽が真西に沈みます。
西には阿弥陀如来の極楽浄土があるということで、亡き人の成仏を願う時間でもありました。

五来重さんは彼岸はもともとは日に願うと書いて、日願であり、太陽に感謝するそんな行事でもあったのではないかと言っておられます。

秋彼岸は収穫に感謝し、自然に感謝し、ご先祖に感謝し、そして仏教の教えと重なり、私達がそういった気持を持って、仏の修行をする時間として、幸せになるための行事であります。

忙しい現在の中、彼岸のひと時を大事に過ごされたらありがたいと思います。

オン アビラウンンケン バザラダトバン    合掌

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