インド旅行 備忘録6

2月28日 デリーからガヤへ飛行機で移動です。
バスでスジャータ村まで向かいます。 ちなみにインドのビハール州は禁酒なのでお気をつけください。

途中  お釈迦様が沐浴された尼連禅河を渡り(乾季で乾いてました)、 スジャータ村へ到着しました。 ここでこの地域の統治をまかされていた方の娘さん
スジャータとに乳粥を施され体力を取り戻し、ブッタガヤでの瞑想の後にブッタとなられます。  さらにはそこから、前正覚山(苦行山)が見えました、6年の苦しい修行、またブッタガヤの前に瞑想をされた場所でもあるそうです。
毛塚おさむさんのブッタ等で考えると、想像で苦行山はもっと距離とあると感じてましたが、意外と近いのだなとあらためてお釈迦様の生活を想像できました。

次はいよいよブッタガヤ、お釈迦様がお悟りになられた聖地です。
来てみるとなんというか、平和的な雰囲気に全身が包まれます。建物がすごいとか、綺麗とか、そういう事よりも、心が平和に満たされていくような感覚です。
本当に有難い場所です。こんな雰囲気にお寺もなりたいと思いました。
どうすればよいかわかりませんが、朝のお勤めだけは欠かさないよう精進していきたいです。


お釈迦様は、四十九日の修行の後ブッタとなられたということで、一週間目に座った場所、二週間目に座った場所、そういう場所が7箇所あり石碑もありました。
私達の亡き人への七日参りが、十王経や十三佛信仰だけでなく、お釈迦様の悟りから四十九日のいわれがあるのかなと感じ、勉強しなければと思いました。

いろいろな国の人がたくさん来られて、熱心にお参りしておりました。
仏教は本当に平和的な宗教です、盲目的に信仰するだけでなく、この世界の有り様を具体的に説いた納得ができる教えであり、私達を導いてくださる教えであります。
お互いが尊重して、この場所のように平和な世界でありますよう。
南無釈迦牟尼仏 ノウマクサンマンダボダナンバク  

帰り際に、日本寺とお土産屋さんによりました。 高野山真言宗からほぼボランティアで滞在して布教活動に勤しむ方がおられました。
他の寺院は国によって建立されているものがあり、とても立派です。そんななか日本寺は有志の方たちよる運営と聞いております。ブッタガヤの近くで、近隣の人たちのために学校を開いたりお参りしております。  合掌



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